旧木機乾燥場
旧第2木機職場


明治32年建設のこの2棟の建物は、当時最高の技術を用いての構築であった。組積造という石、レンガを積み上げていく構法(フランス積、入口や窓部分のアーチなど大変美しい造りである)は、木造主体の日本では内部空間を造り出す素材としての使用はなかった。従って、文明の代表のように煉瓦造は各地の公共建築群に現れ、遠く北海道の未開地においても例外ではなかった。この2棟の建物は、日本で同様な施設としては第2に古い煉瓦造であることが確認されている。
なお、これらの建物の煉瓦は、当時地元神居町台場にあった北海道庁鉄道部の煉瓦工場で造られたものである。




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