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| 今では無人になり、半分がレストランになったＪＲ沼ノ沢駅 |
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往時を偲ばせる長い石積みの１番ホームは現在使われていない。 |
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石炭を積んだ貨車やＳＬが行き来した広い構内は現在工業団地と変わった。専用線は正面の「ほくれい」という会社工場へ向かっていた。 |
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廃線跡は沼ノ沢を出ると大きく右にカーブを描き「ほくれい」の工場を通っっていた。その痕跡は残っていない。 |
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| 少し行くと鉄工場の資材置き場があるが、その脇を廃線跡は通っていた。現在は笹薮化している。 |
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そこには犬釘がついた枕木が落ちていた。 |
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さらに築堤となって真谷地方へ進む。 |
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その先、明確な路盤跡の切り通しが現れる。 |
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| 道路と交差していた部分の舗装に線路跡が残る。 |
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さらに切り通しは続く。 |
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２０キロ制限標発見。 |
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裏側、速度制限解除標。 |
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| １３０メートル先に、もう一つ発見。 |
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２０キロ制限標だった。 |
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その部分は大築堤である。 |
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そしてその先切り通しで抜け、真栄町停留所（旧六区）跡へ向かう。 |
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| 真栄町停留所跡。 |
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真栄町先の炭住街はほとんど何も残ってはいない。そこを路盤跡は続いていく。 |
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曲線標を発見した。 |
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裏側。 |
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| かつての清真台停留所（旧五区）跡には、今でもホームへの階段が残っている。 |
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ホーム跡に残るコンクリートの残骸。 |
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その先、小規模な商店街の裏地を抜ける廃線跡。 |
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３．５キロポスト発見。 |
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| 真谷地へと続く廃線跡がよくわかる。 |
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擁壁も残る。 |
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終点真谷地手前にあった機関庫（現在は木炭工場になっている）跡が見えてくる。 |
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機関庫跡。 |
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| その先「指差・称呼・確認」の看板。 |
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同左。 |
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正面には当時総合事務所として建てられ、資材置き場となった旧事務所跡がある。 |
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現在は通行止めとなった炭鉱事務所や施設施設へ向かう道路との踏切跡も残っている。 |
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| 終点真谷地駅跡は広い空き地となっている。 |
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廃墟となった真谷地炭鉱の総合事務所跡が残っている。 |
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その先には、貨車に石炭を積込んだホッパ跡が残っている。 |
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同。 |
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| 同正面。 |
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なお、沼ノ沢六部の農地には、かつて機関庫に長らく置いてあったというかつての客車が、農家の倉庫として使われている。 |
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朽ちてはいるが、それとわかる。 |
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| 参考文献：ＪＴＢキャンブックス「鉄道廃線跡を歩くⅧ」、空知地方史研究協議
会「空知の鉄道と開拓」 |
